子供が成長すると共に、1才半を過ぎたころから癇癪が出始めます
我が子にもその時期がついにやってきました。
「コレは嫌だ・アレがいい」の自己主張で泣き叫んでいる毎日。
それと合わせ、「寝ない・食べない」の合体技です。
「育て方のせい?」と心配も絶えず、
どう対応すれば落ち着いてくれるのか悩んでばかりいます。
しかし、ネットで検索してみると、
子供の成長と共に起きる反応と考えられているようで、両親の対応がとても大切になってくるようです。
その大切な対応というのが、
『観察』・『共感』・『寄り添い』です。
この記事では、
そんな「1才くらいから始まる子供の癇癪について」「癇癪時の対応」について解説した内容となります。
この記事の解説内容
- 子供の癇癪はなぜ起こる?
- 癇癪を起した時の対応方法。
癇癪について
なぜ癇癪になる?
癇癪は嫌な事があった時、自分の主張が通らない時によく起こすものです。
大声で泣く・暴れる・物を投げる・人に当たる 等、
癇癪の形は様々ですが、ほとんどがパパママの頭を悩ませる行動です。
1歳半~2歳始めくらいから見られ始める事が多く、言葉が伝えられない代わりの表現方法と言われています。
成長段階で、
言葉を覚える前に「あれをしたい・コレをしたい」という気持ちが生まれるが、
上手く伝える事ができず、
結果”癇癪”という行動を起こしてしまっているんですね。
この事から、幼児期の癇癪は親のせいでは無いという事になります。
癇癪とは
言葉を覚える前の自己主張方法の一つ
自立心が芽生えた事による成長のあかし
癇癪の理由はなに?
どんな時に癇癪を起こしているのか
癇癪を起した時、
どんな時なのか観察しておくのはとても重要になります。
例えばご飯の時、
ご飯を食べさせようとしたら、癇癪を起した。
ハチ家でもよくある事なのですが、
ご飯中に癇癪を起し、結果ご飯をほとんど食べてくれないという事が多々あります。
その時の子供をよく観察してみると、自分で食べようとしてたリしました。
試しにスプーンを渡してみると、
こぼしながらも自分で食べ始めてくれました。
この時の癇癪の原因は、
「自分で食べたいのに、食べさせようとしてきた」となります。
また別の時には、
- 「ご飯中だけど遊びたい」
- 「パパママと同じ皿の物が食べたい」
などの理由から癇癪を起したりします。
別の例では、夜中に目が覚めてしまって泣き叫ぶ事がありました。
最初は、「熱いのかな・寒いのかな」と考えたり、
ご飯の食べが悪い日は、「お腹空いてるのかな」と考えていましたが、
よく観察してみると、昼間の”虫刺されのかゆみ”が理由だとわかりました。
そんな風に、子供は何の理由もなしに癇癪を起さないんです。
“癇癪について”でも説明した通り、
何か主張したい事があって、癇癪を起しているんですね。
なので、癇癪を起してしまった時は、
まず子供を観察してあげる事がとても大切となります。
癇癪を起した時の大事な事
何が原因で癇癪を起しているのか
よく観察して理解してあげる
対応方法
共感と寄り添い
観察後の対応方法についてです。
癇癪の理由が分かったとしても、
要望を聞いてあげるのにも限度はあります。
- チャイルドシートに乗りたくない
- 落ちたら危ないのに登りたがる
- 時間が無いのに遊んでほしい
これらの理由で頭を悩ませるパパママも多いと思います。
かといって、必ず要求を聞いてあげるのもワガママになりそうだし、
ほっておくわけにも行きません。
そこで次に大事になるのが、
「共感と寄り添い」です。
観察からわかる
『子供がしたかった事』を、代わりに言葉にして伝えてあげてください。
そして、その気持ちに寄り添ってあげる事が正しい対応方法となります。
『○○したかったね』
『○○してあげたいけど、○○だからまた今度にしようね』
『うまく出来なくて悔しいね』
『悲しかったね』 等
まずは子供の要求に寄り添って、気持ちを代弁してあげましょう。
そうすることで、子供も落ち着きを取り戻していきます。
またその時、背中を撫でであげたり抱きしめてあげる事も効果的です。
大人でも同じですよね。
相談事に対して、一方的に否定されるより親身になって聞いてくれる方が、
「この人に相談してよかった」と思います。
言葉が話せない幼児と言っても、人への対応方法は大人と変わらないのかもしれません。
その他にも、
- 安全な場所に移動する
- 少し離れて見守る
- 落ち着くまで待つ
- 代替案を提案する
など、調べてみると色々な対応策があります。
癇癪の度合いも子供によって差はあるので、その子にあった対応方法で対応してみて下さい。
癇癪の対応策
子供の気持ちに寄り添って、
その気持ちを代弁してあげる
又は、
安全な場所に移動する・少し離れて見守る・落ち着くまで待つ・代替案を提案する
ぜったいダメな対応
次に、かえって裏目にでてしまう対応方法についてです。
- 怒る・叱る
怒ったり叱る等、コチラも感情的になると更に子供も興奮してしまいます。
癇癪を起した時は、必ず冷静でいましょう。
- 物(オモチャ・お菓子など)で釣る
一番手っ取り早い対応策ですが、
『泣けばオモチャが買ってもらえる』
『泣けばお菓子を貰える』
と学習してしまい、さらに癇癪の期間が長くなってしまいます。
- 放置・無視をする
『勝手にしなさい』と放置して解らせたい事もあるでしょうが、
放置をすると、『自分の気持ちを分かってもらえない』という気持ちが生まれてしまいます
癇癪に間違った対応を続けると、自己肯定感が下がってしまうと言われています。
『怒られてばかりの自分は、なんて悪い子なんだ』
と自身を否定する気持ちが育ってしまうそうです。
間違った対応は、子供の心の成長に大きく影響を与えてしまいます。
出来るだけ冷静に向き合い、
子供と気持ちに寄り添ってあげる事を忘れずに対応しましょう。
癇癪にダメな対応
- 感情的に叱る・怒る
- 物で釣る
- 放置・無視する
間違った対応を続けると、子供の自己肯定感が下がってしまう。
ハチも日々の癇癪のストレスで
怒ってしまった事がありました。
我にふと返っても、子供には遅くさらにヒートアップ。
小さい子供に感情的になるなんてと猛省してます。
まとめ
癇癪に大切な事
『観察』・『共感』・『寄り添い』
何で癇癪を起しているのか観察する
子供の気持ちに寄り添って、気持ちを代弁してあげる。
癇癪は、
大人にとってとても大変な時期になりますが、
子供の成長には欠かせいものになります。
ハチ家の1才児の癇癪も始まったばかりです。
しかも、この後『魔の2才児』が待っています。
今の癇癪でくたびれていたら、この後のイヤイヤ期なんてやっていけませんよね。
癇癪が起きても
『おお!今日も一段と声出てるね!』
なんて余裕たっぷりで対応していきたいものです。
ぜひ、子供の成長だと楽しみながら、癇癪を一緒に乗り越えましょう。
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