1歳をすぎると、離乳食の心配も減って来て、出来る事も増えてきます。
立ち上がって歩くようになったり、
パパさんママさんの真似をするようにもなったりして
可愛さにも磨きがかかって来る頃でしょう。
それと同時にやめなければならない事も出てきます。
『哺乳瓶の卒業』です。
哺乳瓶の卒業にあたり、パパママさんなら全員頭を抱える事だと思います。
寝る前のミルクを哺乳瓶で飲ませていた
やめたら寝てくれない。
コップに変えたら、全然飲んでくれなくなった。
哺乳瓶からコップに変えた時、一番影響が出るのは、『寝る前のミルク』かもしれません。
かといって、空腹で寝かせる訳にもいかないので悩ましいです。
じゃあどうすりゃいいんだ!という方の為に
この記事では、
『1才で哺乳瓶を卒業するための方法とタイミング』について解説したいと思います。
- 哺乳瓶卒業のタイミング
- 哺乳瓶の卒業方法
- 1才以降の哺乳瓶デメリット
哺乳瓶卒業のタイミング
結論から言うと、哺乳瓶卒業の時期は1才半くらいが妥当と言われています。
これは、ミルクから離乳食に変わり、『もうミルクは飲ませなくていいよ』と言われる時期です。
ただ、個人差はもちろんあるので、少しづつストロー飲み・コップ飲みに以降していき、赤ちゃんへのストレスを最小にして進めましょう。
『うちの子だけ遅いのかな?』と心配にもなりますが、焦らずマイペースで大丈夫です。
哺乳瓶の卒業で一番悩ましいのが、夜の『寝る前のミルク』です。
冒頭でも書きましたが、ほとんどの人が『寝る前のミルク』が悩みとなっていて、
哺乳瓶からコップに変えた事で、ミルクを飲まなくなったり、寝つきが悪くなったり等が多々あるようです。
赤ちゃんの中で、寝る前の哺乳瓶は安眠剤みたいな物になっているのかも。
なので、少しづつでもコップに慣れさせて、哺乳瓶の卒業を意識させてあげる事が大事です。
また、言葉で伝えてあげる事も効果的と言われています。
1才以降の哺乳瓶のリスク
1歳以降に哺乳瓶を使い続けるリスクには、以下が考えられます。
- 前歯に虫歯が出来てしまう。
- 口周りの筋肉の発達に影響
- 歯並びが悪くなる
- 下アゴが受け口になってしまう。
必ずしも上記のような結果が出てくる事はありませんが、発育の過程で、哺乳瓶を使い続けた結果、上記の可能性が出てきます。
前歯に虫歯が出来てしまう。
『寝る前のミルク』を飲ませ、そのまま寝てしまったりすると、虫歯が出来る要因になります。
哺乳瓶と虫歯に直接的な影響がないようにも思えますが、飲み終わりでそのまま寝てしまえば、当然虫歯の原因にもなります。
なので、『寝る前のミルク』を飲ませる場合、ミルク後に歯磨きをしてあげるか、
ミルク以外の糖分の無いお茶などを飲ませる必要があります。
我が家では、
寝る前はミルク後に歯磨きをしています。
ギャン泣きされますが、心を鬼して磨いてますよ。
筋肉・歯並び・受け口に影響
哺乳瓶の乳首はシリコンで作られていので、赤ちゃんも力を入れずに簡単にミルクを飲む事が出来ます。
その為、口回りの筋肉が発達しにくくなったり、舌を使わなくてもミルクを飲めるため、舌が上アゴを押す力が弱くなり、結果歯並びも悪くなりやすくなります。
また、哺乳瓶を使う時間が長くなると、下アゴや下の前歯が前に出てきてしまい、受け口にも繋がっていくと言われています。
哺乳瓶の時間が長くなれば、それだけ発育段階に影響をしていくという事ですね。
哺乳瓶の卒業 やり方
哺乳瓶を卒業させるのはどうすれ良いのか。
実際に、先輩ママさん達がやったやり方や成功事例をご紹介します。
コップ・マグカップへの移行
今まで哺乳瓶を使っていたのを、コップ・マグカップに変更するやり方です。
哺乳瓶の使用を徐々に減らし、コップやマグカップでも飲ませる事が出来れば、卒業したも同然です。
最初はコップであげてみて、どうしても飲まなければ哺乳瓶に戻す。
そんな風に徐々に無理せず、哺乳瓶以外で飲む事に慣れさせていけば、
いずれ哺乳瓶を使わなくても、飲み物飲んでくれるようになります。
始めは慣れなくて、泣いてしまう事が多いでしょうが、あきらめず練習を繰り返しましょう。
言葉で伝える
哺乳瓶を卒業するんだという事を、言葉にして伝えてあげる方法です。
『今日から哺乳瓶をやめようね』
『赤ちゃんじゃなくなったから、哺乳瓶はバイバイしようね』
と言葉にして伝えてあげましょう。
言葉の理解が出来なくても、気持ちが伝わることで哺乳瓶を卒業できるとの事です。
また言葉で伝えてあげると同時に、哺乳瓶を捨て、
『哺乳瓶はもう無いモノなんだ』と認識させることも効果的です。
他にも、カレンダーを見せながら
『この日になったら哺乳瓶は卒業だよ』と、前もって伝えるママさんも多いようです。
哺乳瓶を捨てるのが難しい場合は、
子供が眠った後の時間帯に、見つからない場所へしまいましょう。
いきなり哺乳瓶の卒業なんて出来ないものなので、最終的にはお子さんとの根競べになるかと思います。
何度も何度も繰り返して、お子さんが卒業できるタイミングを待ってあげてください。
また、哺乳瓶が眠りに入る前のルーティンになっている時もあるので、
他に眠りに入る前の儀式を決めておくのもイイかもしれませんよ。
哺乳瓶の中身を水・お茶へ変える
ミルクは哺乳瓶で飲むもの!という認識が子供の中である場合があります。
その場合の方法として、ミルクを飲ませる時はコップ・マグカップだけにするやり方です。
どうしても哺乳瓶を使う場合は、お茶・水を飲ませます。
そうすれば、寝落ちしてしまっても歯磨きの必要がありません。
お子さんによっては、
『哺乳瓶でミルク飲めないなら、もういらなーい』と、
すんなり卒業してくれる子もいるみたい。
どうしてもダメな時は?
どんなに頑張ってもやめれない時はあります。
冒頭でも説明の通り、
お子さんのペースで卒業を進めていかないといけません。
あくまで無理の無いように、焦らずマイペースで進めていきましょう。
保育園に通っている場合は、先生に相談してみたり手伝ってもらうのも一つの方法です。
そうでない家庭では、地域の支援センターなどで保健士さんに相談してみて下さい。
中には、2-3歳くらいまで哺乳瓶の卒業が出来ないお子様もいるみたいですよ!
ハチ家はコレを試した
現在ハチ家でも、
哺乳瓶卒業に向けて動いています。
寝てくれなかった時の事を考えて、初日は土日にしました。
先輩ママの話を参考にして、牛乳を飲むコップは子供に選ばせる方法を試してみました。
1才前後から、寝る前のミルクは牛乳へ変えてました。
子供に、『今日から哺乳瓶はバイバイだよ。』というと、
伝わっているのか、自分でも『ばいばい~』と言ってました笑
そして、複数ある絵のあるコップとマグカップを並べて、
『どれで飲みたい?』と選ばせてあげると楽しそうに選んでくれましたよ。
その後、難なく牛乳を飲んでくれましたが、
今まで哺乳瓶だった分、寝ながら飲もうとして少し苦戦してました。
たぶん、200mlくらいは飲んだと思います。
そして、牛乳後の歯磨き。
予定通りのギャン泣きをして、
しっかり目を覚ましてしまいました。
- 子供にコップを選ばせるのは楽しくて良さそう。
- 歯磨きあとは、やっぱり起きてしまう。
眠たければ、歯磨きあとでも寝てくれそうな感じなので、この方法を続けて行こうかなと思っています。
追加情報に関しては、また追記しますね。
まとめ
この記事のまとめ
- 哺乳瓶卒業は1歳半くらい
3回の離乳食が食べれたら、卒業のタイミング - 哺乳瓶のデメリットは虫歯・歯並び・筋力に影響
哺乳瓶の使用頻度と子供の発育に大きく関係がある - 哺乳瓶卒業のやり方
飲ませ方を変えたり、言葉で伝える等。根気よく練習! - どうしてもダメなときは、保育士や保健士の手を借りる
あくまで焦らずに頑張ってみましょう。
1才半を過ぎると、1歳半検診というものあります。
子供の事を考えてあげると、少しでも早い卒業を迎えてほしいですよね。
最初は大変だと思いますが、無理なく時には厳しく、哺乳瓶の卒業を親子で頑張ってみて下さい。
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