今年の10月。
我が家に次男が生まれ、2回目の赤ちゃんのお世話を体験しています。
長女の時はどうだったかなんて思い出しながら、日々育児をしている訳ですが。
ふとした時、『ミルクの量』について奥さまと話した事がありました。
『ミルクの量はどのくらいが丁度いいのか?』
『どのくらいで、増やしていくものなのか?』
コレが分からないと、足りなくて成長できなかったり、
飲ませすぎで赤ちゃんが苦しかったりします。
じゃあ赤ちゃんが飲む適性のミルク量はどのくらいなのか。
結論はこうです。
赤ちゃんのミルク量は『体重』から、ある程度まで計算できます。
感覚・周りの声は一旦忘れて、まずは数字で判断してみましょう。
この記事では、
ミルクの適正な量の計算・飲ませすぎや足りてない時について触れた記事となります。
気になる方は、ミルク量の計算方法・どうしてもわからない時の対処だけでも見てもらえると、役に立つと思います。
記事からわかる事
- 赤ちゃんのミルク量計算方法
- 飲ませすぎ・足りてない時の反応
- どうしてもわからない時の対処
ミルクの『飲ませすぎ』ってなぜ問題?

大前提として、
ミルクの飲ませすぎ=危険!
という訳ではありません。
ただし、以下の状態が続く時は注意が必要です。
- 急な体重の増加
- 吐き戻しが増える
- 機嫌が悪くなる
- 息苦しそう
- おなら・げっぷが多い
➡胃腸・体への負担が大きくなっている。
過飲症候群
また、飲み過ぎている期間が数日~数週間続くと、『過飲症候群』を疑われるようになります。
別名『飲みすぎ症候群』とも言われていて、一か月検診前後によく見られるとされています。
満腹中枢が未発達のため、『与えれば与えるだけ飲んでしまう』等が続いた結果、過飲症候群と診断されます。
ただ、症候群とは言っても上記のような状態の総称なんだそうで、病気では無いそうです。
『ちょっと飲ませすぎてたみたい。調整してみよう!』くらいで、重く考える必要はなさそうです。

一人目の子供なんかは、泣いてる理由もわからない為、
たくさんのミルクを飲ませがちです。
うちの長女も今思えば、過飲症候群だったのかも。
ミルク量の目安 計算式は?

じゃあ飲みすぎにならない量ってなんなのさ。
っていうこの記事の本題。
冒頭でもありましたが、
赤ちゃんのミルク量目安は、『体重』から計算する事が出来ます。
基本的な計算式はこうです。
基本の計算式
1日に飲むミルクの量
= 体重(kg)✖ 120~150㎖
なぜ、120~150mlなの?
細かい話になると、”120~150ml”という数字は135±15mlとも言い換えられます。
平均mlが135㎖なので、前後15㎖の幅を持たせています。
つまりは、
『1kgあたり1日約135㎖を中心に、赤ちゃんの個人差で前後する』
という事です。
コレは、きっちり計算しなさい!という訳ではなく、飲みすぎ・少なすぎを防ぐための安全な範囲とされています。
この135㎖と言う数字も、赤ちゃんが1日に必要とするエネルギー量から、逆算して出された数字なんだとか。
こういった事から、【体重✕120~150㎖】という書き方をされている訳ですね。
個人的には、
どっちなの?とならない様に、【体重✕135㎖】という中央値を使った計算でもいいのかな。
と思います。
この式で計算した場合は、【計算値±45㎖】が1日の目安量となります。
どちらの式を使っても、答えは同じになります。
体重別・1日のミルク量目安
体重毎の1日のミルク目安量を計算すると、以下の通りになります。
体重別・1日のミルク量目安
| 体重/kg | 1日の目安量/ml | 中央値 |
|---|---|---|
| 3kg | 約 360~450ml | 405ml |
| 4kg | 約 480~600ml | 540ml |
| 5kg | 約 600~750ml | 675ml |
| 6kg | 約 720~900ml | 810ml |
※完全ミルクの場合目安
混合育児の時は、母乳量を差し引いて考えます。
この計算には諸説あるため、目安くらい考えておくと良さそうです。
一つ前でも説明しましたが、
あくまで『飲みすぎ・少なすぎを防ぐための安全な範囲』の量となるので、最終的な多い・足りないは赤ちゃんを見て判断してあげるのが良いと思います。
1回の量はどう考える?

1日のミルク量は分かったけど、
1回のミルク量はいくつなの?
では次に、1回のミルク量を計算していきましょう。
答えは単純。
1日の量を授乳回数で割ってあげれば良いんです!
1回のミルク量 計算
1回のミルク量 = 1日のミルク量 ÷ 授乳回数
ミルクの回数は?
赤ちゃんが1日にミルクを欲しがる回数は、7~8回と言われています。
コレは、約3時間おきで赤ちゃんが『お腹が空いた!』と泣く為です。
夜中、泣かずに寝ていて4時間空いたという事はあっても、
”基本は3時間おきにミルク”という考え方で良いと思います。
1日にミルクを欲しがる回数は、
7~8回
約3時間おきにミルク

最後に飲んだ時間が夜0時だったとすると、
3時・6時・9時・12時・15時・18時・21時・24時
コレがその後のミルクをあげる時間となります。
我が家の子供たちも、この時間目安でミルクを与えています。
夕飯の時間とも被らず丁度よい時間です。
ではミルクの回数を1日8回とした時に、1日のミルク量を割ってみると、
1回のミルクで飲ませる目安量は、
| 体重/kg | 1回の目安量/m |
|---|---|
| 3kg | 45~56ml |
| 4kg | 60~75ml |
| 5kg | 75~93ml |
| 6kg | 90~112ml |
※小数点以下切り捨て
となります。
計算上は、この目安量で飲ませてみて良いと思いますが、
ミルクを1の位の量まで細かく作るのは、手間だし難しいでしょう。
上記の表を元にミルクを決める場合は、あくまで目安程度に使用してください。
(例:3kg-45~56ml ➡ 40~50ml)
『まだミルク欲しがる』問題


目安量まで飲ませたけど。
まだ欲しがるんです💦
目安量まで飲ませたのに、もっと欲しがって泣き止まない💦
そんな時も必ずあると思います。
結論として、
欲しがる = 足りてない ではありません。
赤ちゃんは、
”安心感を得たい”と理由から口を動かす場合があります。
安心を得たい時の主な理由。
・吸う事で安心する。
・ 眠くて吸いたい。
・抱っこをしてほしい。

まだ飲むの!?と欲しがる割に、
おっぱいを少し吸わせると簡単に寝たりします。
我が家でもよく見る光景ですね(笑)
追加する前に確認する3つ
もし追加で飲ませる場合は、
飲ませる前にしたの3つを確認してみて下さい。
確認する3つ
- ゲップは出た?
- オムツは濡れてない?
- 抱っこしても落ち着かない?
ゲップが出なくて苦しかったり、オムツを変えてほしい等の理由も良くあります。
それでもダメなら、
+10~20㎖だけ追加してみて下さい。
これだけで十分満足する事は多いです。
飲ませすぎ・足りてない時の反応

コレは飲ませすぎ?
追加したけど足りない!?
そんな心配が出てくる事もあるでしょう。
そんな時は、”ミルクの量”だけじゃなくて、赤ちゃんの様子を見る事がポイントです。
ミルクが足りない時の様子
- 不機嫌
(オムツ・げっぷ・抱っこ以外の理由で泣く) - 哺乳瓶・おっぱいを探すような仕草
- 置くとすぐ泣く
これら以外にも長期的に見た時には、
体重が増えていない
オシッコ・便の回数が少ない
肌の張りが無くなる
などの様子が見れると思います。
ミルク飲みすぎな時の様子
- 飲んだ後、唸るような声を出している。
- 吐き戻し(量)が多い
- 便がゆるい・回数が多い
飲み終わりで苦しそうにしていたら、お腹がキャパオーバーをしてしまっているかもしれません。
吐いた時も、吐いたことより”量”で見極める事が大切です。
少量の『タラ~』くらいなら問題なし。
『ドバっ!』と出る事があったら、量が多い可能性があります。
体重で見る場合は、
母子手帳の成長曲線に対して、大きく飛び出していないかが飲ませすぎを防止する基準になります。

飲み終わり後の反応だけ見ると、どちらも機嫌が悪そうで見極めが難しいと思うかもしれません。
そんな時は、
飲み終わりで『楽しそうか?満足そうか?』を見ると1番わかりやすいと思います。
ウチの子は、飲み終わりでげっぷをさせようとした段階で、既に寝に入ってます(笑)
満足そうにウトウトし始めたり、吐かなければ基本飲みすぎの心配はありません。
飲ませすぎない為の大切な考え方
そして飲ませすぎない為に、大切になってくるのが1つ。
ミルクは、毎回『最大値』をあげなくて良い
という事です。
計算で出た量を上限として、毎回ぴったり飲まなかったとしても、その日のトータルで見てミルクを飲めていれば問題はありません。
計算で出る目安量も、あくまで平均的な目安でしかありません。
少なめでも満足する子がいる様に、それぞれ個性があります。
量よりも大切なのは、赤ちゃんの反応だと思います。
体重が増えれば、基本問題なし

最後に1番安心をして貰いたい事です。
ミルクの量についていろいろ書いてきましたが、
基本的には、体重が増えていれば、全く問題がありません。
- 体重が緩やかに増えている。
- 機嫌いいねと思う時間がある。
- オシッコが6回以上出ている。
これらが揃っていて、体重も増えていれば、多少の飲みムラがあったとしても問題はありません。

それでも心配だったり、体重計がなくて判断が出来ない!って人は、その地域の保健士に相談してみるが安心だと思います。
保健士が勤務する保険センターには、専用の体重計もあるしアドバイスを貰えると思います。
我が家も、聞きたい事がある際にはよく問い合わせて相談してますよ。
まとめ

~まとめ~
- ミルク量は体重から計算できる
- 体重✖︎135mlが1日の目安量
- 『欲しがる=ミルクが足りない』とは限らない
- 飲ませすぎない為の判断する材料は、赤ちゃんの満足しているかどうか。又、体重で確認。
育児をしていて大変なのは、『わからない』がある事です。
意思の疎通を取ることも出来ないので、親の判断がとても重要となります。
だからこそ!
計算で出来る事は、計算で判断してラクしようよ。という事です。
後は、子供の事を見てあげたり、しんどかったら行政の力を借りればいいんです。
そう考えるだけで、ミルクの悩みはグッと軽くなると思いますよ。

おわり

